PIGS危機で明かされるグロソブ・毎月分配型ビジネスモデルの終焉

ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインなどPIGS諸国を大きくオーバーウェイトしたグロソブに対する懸念が高まっている(東洋経済)。
グロソブは、日本の金利が低く海外の金利が高い「円キャリートレード全盛時代」に大人気となったファンドだ。為替レートがそれ程動かなければ名目金利が高い海外債券の金利収益を使って多額の分配をすることが可能だった(実際は分配金に税金が課せられ運用効率は低下するが)。

しかし、リーマンショックで主要国の金利が日本並みに落ちた現在、分配水準を維持するためにはよりリスクのあるポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペインなどPIGS諸国などの国債を買うしかなくなる。結果、グロソブはPIGS諸国を大きくオーバーウェイトした。

グロソブに代表される毎月分配型ビジネスモデルは、日本が突出した低金利という一時的な状況下でしか成立しないビジネスだったのではないだろうか。

関連記事:
・矛盾しているグロソブの分配金引き下げの言い訳

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  • レバレッジ投資実践日記
  • 2010/03/14 7:49 AM

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