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震災から考える生活防衛資金の分散方法と適正レベル

各金融機関では、東北関東大震災で被災した方々に対して、カード、通帳、印鑑を紛失した場合の緊急的な預金引き出しに応じている。
各銀行のウェブサイトによると、カード、通帳、印鑑を紛失しても本人確認ができれば10万円を限度に引き出しに応じているとのこと。一方、ゆうちょ銀行は20万円を限度としている。こういう事態で多額の引き出しを可能にすることはすばらしいが、そもそもこういうルールは民業圧迫にならないよう金融機関で統一した方が良いのではないかと思う。

今回の震災を通じた資産運用に関する教訓としては、生活防衛資金(円短期金利商品ポートフォリオ)はMRFや円建てMMFではなく預金で持つこと、複数の店舗型の銀行に分散すること、銀行のキャッシュカードや身分証明書は常に携帯することだろう。緊急時にネット銀行の口座を引き出すのは大変な一方で、ゆうちょ銀行はなんだかんだいって強いことが分かった。

また、生活防衛資産はどのくらいの額を用意しておくべきかについては、これまでネット上でも様々な議論が展開されているが、緊急時の証券会社への売却依頼・出金指示から銀行への引き出し依頼というプロセスを考慮しても、家計支出3カ月程度以上で良いのではないかと思う。生活防衛資産が過剰になれば、運用効率が低下するからだ。もちろん、基本的には本人のリスク許容度によると思うが。

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