築年数と賃料・家賃の関係性〜家賃下落率は築10年で1割・築20年で2割

本ブログ記事「住宅購入・賃貸比較シミュレーションは信用できるか?」で、賃貸シミュレーションで経年変化が考慮されていない問題点を指摘した。
では、実際に築年数が経つと賃料・家賃がどれくらい下がっているのか、調べてみた。スーモでは、以下のデータが提示されている:

  • 築0年:10.88万円
  • 築1年〜築3年:10.59万円
  • 築20年〜築24年:9.78万円
  • 築30年〜築34年:8.24万円

また、国土交通省の不動産市場データベースでは、以下の年間家賃データが算出されている。

  • 10年未満:37,851円/
  • 10年以上20年未満:26,594円/
  • 20年以上30年未満:19,698円/
  • 30年以上:20,300円/

以上を考慮すると、30年で賃料・家賃は2割〜4割程度下がることが分かる。やはり、住宅購入・賃貸比較シミュレーションで築年数に応じて賃料・家賃を減価させないのはおかしいだろう。

以下2014/2/2に追記:

三井住友トラスト基礎研究所のレポート「経年劣化が住宅賃料に与える影響とその理由」によれば、築年数別に賃料下落率は異なり、以下の通りとのこと。

築3年〜築10年
  • シングル(30平米未満)賃料下落率:約1.7%
  • コンパクト(30平米以上)賃料下落率:約2.2%

築11年〜築20年
  • シングル(30平米未満)賃料下落率:約0.6%
  • コンパクト(30平米以上)賃料下落率:約0.9%

大まかな判断としては、家賃下落率は築10年で新築時から約1割下落、築20年で約2割下落と覚えておけばよいだろう。

関連記事:
・スーモの賃貸・購入比較の試算はアンフェアではないか?

コメント
家賃の値下げは大東建託が一番多い、値下げの基準は近隣の一番安い所または立地条件の悪い所を出し築年数は関係なく値下げを収支を悪くして新規の建築の提案している、断る事ができない様なシステムが裏では当たり前に横行している
  • たろう
  • 2019/06/06 11:48 AM
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