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海外送金×マイクロファイナンス×携帯電話の革命的ビジネス



枋迫篤昌著「世界40億人を優良顧客にする!〜ほんとうの金融を求めて創った仕組み」を読んだ。
本書は、移民向けの海外送金サービスと途上国でのマイクロファイナンスを組み合わせた金融サービスを提供するマイクロファイナンス・インターナショナル・コーポレーション(MFIC)を創設した社会起業ストーリーの本。

米国では、銀行が低所得者や移民向けにサービスを行っていないため、銀行口座を持てなかったり(アンバンクド)、利用することができない(アンダーバンクド)人が6000万人以上いるとのこと。そのため、中南米からの出稼ぎ移民は高額な海外送金手数料を支払って海外送金サービス業者で母国へ送金していた。

そこで、すべての人に金融サービスを提供するというミッションを掲げて、元東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)の枋迫篤昌氏は銀行を早期退職し、MFICを創業した。格安の海外送金システムを開発し、その送金履歴を信用情報の一つとして活用し、本国の家族向けのマイクロファイナンスも提供するという革命的な事業を生み出した。

昨年には、NTTドコモに海外送金システムを提供し、NTTドコモは1000円の手数料でフィリピン、ブラジル、韓国、中国の金融機関に海外送金できるサービス「ドコモ・マネー・トランスファー」をスタートさせた。

このビジネスが面白いのは、「海外送金×マイクロファイナンス×携帯電話」という組み合わせが実に画期的なことだろう。今後の展開が楽しみだ。

関連記事:
・MFICの海外送金システム「ARIAS」がついに日本上陸

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