新着記事/関連記事

「いつかはゆかし」解約時にファンド売却を条件とするのは適切か?

海外ファンドの投資助言サービス「いつかはゆかし」の投資助言契約額の累計が517億円になったとのこと(いつかはゆかし公式スタッフブログ)。
予想以上に契約数が増えているようだ。改めて公式ウェブサイトのQ&Aを読んでいて気になったのは、『Q「いつかはゆかし」を退会したいのですが・・・」に対する以下の回答:

ご安心下さい。万一サービスにご満足いただけない場合、ご入会資料のお届けから30日以内なら入会金全額を返金いたします。その場合はお送りしたDVDおよび同封物一式をご返品ください。返品に関わる送料はお客様負担でお願いいたします。なお、積立を開始した時点で返金保証期間は終了します。返金保証期間後も、積立を開始する前ならいつでも退会が可能です。積立投資の開始後に退会をご希望の場合は、それまでの投資資産のご換金をサポートさせていただきますので、そちらが完了してからのご退会という流れになります。

(2月9日追記)また、アブラハムプライベートバンクの会員規約第5章には以下の記載がある:

但し、会員が弊社からの助言指導により投資した助言対象ファンドを保有している場合は、当該助言対象ファンドの換金等が終わるまでは契約を終了できないものとします。

これまでの投資資産をすべて売却することが退会(解約)の条件とのこと。

しかし、一般社団法人投資顧問業協会によれば、投資助言業務とは、「お客様との間で締結した投資顧問(助言)契約に基づいて、有価証券など金融商品への投資判断について、お客様に助言を行います。投資判断はお客様自身が行います。」とのこと。

つまり、投資商品の売却判断は、顧客が行うべきもので、投資助言契約の解除(解約)にあたって、投資商品の売却を条件とするのはおかしいのではないだろうか。

ちなみに「かえるの気長な生活日記。」記事『「いつかはゆかし」で、にぎわってますね』によると、以前は「積立期間中は退会はできません。ただし、お客様が積立を完全に停止・解約し、助言対象資産(=積立投資残高)がゼロになった場合は、退会となります。」と記載していたとのこと。

関連記事:
・「いつかはゆかし」のリスク〜海外ファンド積立で1億円を目指す?

コメント
いつも楽しく拝見しております。
さて、この会社には何か胸騒ぎを覚えます。
記事の件もサイトでは投資の助言をするだけと言っているのにその助言サービスを退会するのに今まで積み立てたファンドを手放さないといけないというのは確かにおかしいと私も思います。
助言するだけの会社にそのような権限があるとは思えないです。
私はこのような会社をウォッチングするのが好きなのでこれからも注視したいと思います。
  • 2013/02/03 6:08 PM
アブラハム・プライベートバンク サポートです。

ゆうきさまの「売却が退会の条件」というのは、語弊があり実態とは異なります。ゆうきさまは「見方」が逆のようです。当社としましては「投資家保護」の観点から当該サービスを構築しております。

おそらく「かえる」様のブログを言及なさっているのでその影響で誤解されたのでしょうか。なお、「かえる」様のブログに関しては、過去二回ほど、誤解のある記述なので修正して欲しいと直接、依頼しておりますが現時点でご対応いただいておりません。ですから、そのブログに関しては何卒ご放念ください。

>詳しくは、「いつかはゆかしの解約や退会はいつでもできるの?」http://blog.itsukaha-yucasee.jp/about/450/


ゆうきさまのご懸念にお答えしますと、
当社の会員制サービスは、投資助言(コンサルティング)及びそのサポートの2つを長期的に継続的にご提供する仕様となっています。

そして、当社の収益は、顧客の資産増加によって向上するよう、
顧客と助言会社がWIN-WINの関係になるように設計しています。

>詳しくは「なぜ一度ではなく、毎年助言手数料がいるのですか?http://itsukaha-yucasee.jp/faq/02/」をご覧ください。

次にサポートの件ですが、これは非常に大事なサービスになっています。例えば、海外ファンドを紹介したもののサポートを放棄する業者が増えていて大きなトラブルになっています。

>詳しくは 海外ファンド救済センター http://kaigai-kyusaicenter.com/

当社は、「お客様が海外ファンドを購入し、資産が増加し、売却するまで責任をもってサポートする」ところまでを仕事の範疇にしています。

海外投資という専門性の高い分野において、おかげさまで案件数・規模・経験など業界第一位を自負しており、その「無形ノウハウ」を一般投資家に有償で提供しています。

もちろん「アブラハムの助言やサポートやノウハウを受け投資を開始し、その後、アブラハムのサポートは不要なので退会したい。アブラハムに投資助言手数料を払いたくない方」もいらっしゃるかもしれませんが、その場合は当社とお客様がWIN-WINの関係ではございませんので、当社をお選びいただく必要はございません。当社以外に様々な選択肢があるかと存じます。

当社としましては、入り口から出口まで信頼してお任せいただける方のみ、Win-Winの関係を望む方のみを顧客対象としています点をご理解お願いします。

他方でより多くのお客様にサービスを提供できるよう
投資助言手数料は「業界最安値」になるよう企業努力しています。
>詳しくは 選ばれる理由「低コスト」業界各社 手数料比較 http://yucasee-style.jp/point/index.html

最後に、一般論ですが、海外ファンドを購入をしたはよいが、サポートを提供してくれる会社がおらず、「海外ファンド難民」となるトラブルが増加しています。「サポートは無料」などと謡い、ファンドを購入するところまでは熱心だがその後は放置という業者もありますのでご注意ください。

当社としては、売却するまで「有償」で「責任」もってサポートしてくれる会社を選ぶことをお勧めしています。

>詳しくは 「投資助言会社の選び方(1) http://blog.itsukaha-yucasee.jp/intro/411/

引き続き宜しくお願いします。

アブラハム・プライベートバンク
https://twitter.com/abraham_PB
  • アブラハム・プライベートバンク・サポート
  • 2013/02/07 11:21 AM
うーん、少なくとも普通に文面を読むと、ゆうき様が仰っていることの方が正鵠を射ていると思います。

ここのコメントで記載されていても、公式HPのQ&Aで
「積立投資の開始後に退会をご希望の場合は、それまでの投資資産のご換金をサポートさせていただきますので、そちらが完了してからのご退会という流れになります。」
って書かれていれば、普通は売却が完了してから退会と理解してしまいます。しかもかなり好意的に解釈して、「ファンドの換金を退会時点で行ったほうがよいかの検討のみを顧客と一緒におこなう」と解釈しても、そもそも売却して換金した方がよいようなファンドを薦めていたなら、元から買わないほうがよいでしょう。
また、あくまで「推定」利回りになってますが、これも明らかに高すぎです。考えれば分かりますが、その利回りが安定して確保できるなら、現在の国債10年物長期金利が1%をきっていしる状況から考えれば、いくらでもお金を出してくれる銀行やファンドはいるでしょう。
私なら個人から資金をちまちまと集めずに、銀行から大規模に借り入れして、その(普通ではありえない)高利回りな投資案件を(自分だけでこっそり)実行しますね。
民主党代表の海江田氏が同様に高利回りをうたった「安愚楽牧場」の広告塔であったように物事の真偽は自身できっちりと判断できるようにしておくべきですね。
  • Salt-個人投資家
  • 2013/02/09 7:08 PM
アブラハムの広告、まずいのではないでしょうか?

http://abraham-bank.co.jp/abp_landing/17/
このページには「一方、海外に目を向けてみましょう。右の表です。上位5ファンド全てが20%を超すリターンを出しています。」という記述がありますが、5本のうち4本はファンドではなくETC。
ただ単に貴金属が上がった、っていうだけです。

この会社、金融のこと分かる人いるんですか?
新卒100人とるらしいですが、みんなステルスマーケティング担当にさせられたりしなけりゃいいですね。
  • 証アナ
  • 2013/02/10 10:03 AM
証アナ様
確かに貴金属のETCですね。
それで下の説明でヘッジファンドが〜と来るので笑えます。
あと海外のランキングの方はいつのデータかも書いてありませんし、円に換算もしてませんからフェアでないと思います。
ちょっと調べたら2011年12月というのは5年前の2006年12月終値は1ドル119円で、2011年12月終値は77円と円高化が最も激しかった5年間です。
  • 2013/02/10 9:48 PM
証アナ様
これは悪質ですね。証券会社とかがやれば一発でお縄になる案件ですね。
助言だけで、誤認勧誘にはならないからスレスレでセーフなのかな?
とにかく、こういった悪質な業者をのさばらせてはいけないですね。
  • バロン
  • 2013/02/11 10:47 PM
通りすがりの者ですが、アブラハムさんって自社がDisられているところにはFacebookでもブログでも降臨されるんですねw
  • sak
  • 2013/02/12 11:40 AM
た様、バロン様

この商品、調べれば調べるほど不思議です。

当初2年間の積立分は「初期ユニット」と呼ばれ、高い手数料が取られるうえに、積立を解約した際には返還されないそうです。
この点、本当に十分な説明をしていると言えるのでしょうか。私には疑問が残ります。

また、この会社に試しに電話してみましたが、営業マンは「累計投資助言額517億円」というのが、あたかも現在の助言額であるかのごとく説明していました。
この「累計」という表現も今ひとつ定義がよくわかりません。「いつかはゆかし」であれば、殆どの入会者1人あたりの積立額はまだ5万円〜10万円程度であり、この商品をリリースしてから100億円の助言額が増えたということの説明にはならないでしょう。
また、517億円に対して助言料を受け取っていると取られかねない説明をしたことは、営業マンが見込み客に虚偽の営業成績を伝えたと受け取られる可能性がありそうです。
このあたりをまとめて当局に連絡してみます。
  • 証アナ
  • 2013/02/13 7:08 AM
証アナ様
レポートありがとうございます。
「初期ユニット」の件はウェブサイトを見ましたが気付きませんでした。充分な説明は出来ていないと思います。
あと資料を送る前に入会金を取るというのも順序がおかしいと思います。
あのウェブサイトの説明で入会金19,800円を取って入会させるというのも入会にあたっての説明が不充分であると感じ感心できないと思います。
これはあくまで私の推測ですがこのシステムはあのウェブサイトの説明で入会しようと19,800円を支払う人は投資に疎い人でしょうから入口でそういう人を選別するためのものかなと思いました。
  • 2013/02/14 1:11 AM
コメントする




   

コメント欄の更新状況をRSSで通知する
この記事のトラックバックURL
トラックバック

サイト内検索

新着記事の通知

人気記事(はてなブックマーク数)

トピックス

最近のコメント

  • 軽自動車の規格見直しが求められている理由〜世界のミニマムクラスとのギャップ
    ヤマト (11/19)
  • 「つみたてNISA」口座と「iDeCo」口座をどの証券会社で開設するか?
    ハイマージェ (10/19)
  • 「つみたてNISA」口座と「iDeCo」口座をどの証券会社で開設するか?
    ゆうき (09/30)
  • 「つみたてNISA」口座と「iDeCo」口座をどの証券会社で開設するか?
    ハイマージェ (09/30)
  • 債券7割のバランス型ファンドが「つみたてNISA」対象ファンドで良いのか?
    ゆうき (09/27)
  • 債券7割のバランス型ファンドが「つみたてNISA」対象ファンドで良いのか?
    AKI (09/27)
  • 生活防衛資金の目安はいくらか?〜投資デビュー時の最低貯蓄額を考える
    ゆうき (09/19)
  • 生活防衛資金の目安はいくらか?〜投資デビュー時の最低貯蓄額を考える
    パイン (09/17)
  • 金融庁へ「個人投資家からの税制改正要望」(NISA制度等)について意見を提出
    オーナーTH (08/09)
  • 分譲マンションとねずみ講の共通点〜新規顧客を集めないと破たんするビジネスモデル
    ゆうき (06/08)