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「いつかはゆかし」に対する疑問にアブラハムから返答

本ブログ記事『「いつかはゆかし」解約時にファンド売却を条件とするのは適切か?』に対して投資助言サービス提供会社のアブラハム・プライベートバンクよりコメントがあった。
アブラハム・プライベートバンクのコメント全体はコメント欄を参照頂きたいが、要点と思われる部分を以下に抜粋する:

当社は、「お客様が海外ファンドを購入し、資産が増加し、売却するまで責任をもってサポートする」ところまでを仕事の範疇にしています。

海外投資という専門性の高い分野において、おかげさまで案件数・規模・経験など業界第一位を自負しており、その「無形ノウハウ」を一般投資家に有償で提供しています。

もちろん「アブラハムの助言やサポートやノウハウを受け投資を開始し、その後、アブラハムのサポートは不要なので退会したい。アブラハムに投資助言手数料を払いたくない方」もいらっしゃるかもしれませんが、その場合は当社とお客様がWIN-WINの関係ではございませんので、当社をお選びいただく必要はございません。当社以外に様々な選択肢があるかと存じます。

当社としましては、入り口から出口まで信頼してお任せいただける方のみ、Win-Winの関係を望む方のみを顧客対象としています点をご理解お願いします。

私の記事では、アブラハム・プライベートバンクも会員となっている日本投資顧問業協会が投資助言業務を「投資判断はお客様自身が行います」と定義しているのに、アブラハムが投資商品の売却を解約条件とするのはおかしいのではないか、と書いたのだが、上記の回答は、私の疑問にはまったく答えられていないようだ。

本来、業界団体の会員であれば、業界団体の説明と自らのサービスの差異について、業界団体に確認をとって返答するのが筋だと思うが、待っていても仕方がないので、当業界に関する情報受付窓口を通じて私から聞いてみることにした。返答があり次第、本ブログでも明らかにしたいと思う。

2月13日追記:日本投資顧問業協会から以下の返答があった。

お寄せいただいた情報は、当協会の業務に活用させていただきます。なお、個別のご照会やお問合わせについての回答やコメントは行っておりませんので、ご理解のほど お願い申し上げまます。

関連記事:
・「いつかはゆかし」のリスク〜海外ファンド積立で1億円を目指す?


コメント
先のコメント欄で詳細をご説明致しましたが(http://genuinvest.net/?eid=1910#comments

かえる様や貴殿が拘られている「売却が条件」は因果関係や前後関係が逆です。念の為、誤解・語弊があるようなので再度申し上げます。宜しくご理解いただけますと助かります。

貴ブログにおかれましては、読者に誤解を与えることなき正確な記述や公平なスタンスに定評がおありとかと存じます。どうぞ宜しくお願いします。

本件に関しまして、ご不明点などございましたら、0120-104-359 アブラハム・プライベートバンク、「広報・サポート係」までお気軽にお電話ください。https://twitter.com/abraham_PB
  • アブラハム・プライベートバンク サポート
  • 2013/02/07 12:34 PM
では、ファンド売却をしなくても退会が可能ということでしょうか?Q&Aを読む限り、そうは読めないのですが。
  • ゆうき
  • 2013/02/07 1:00 PM
アブラハム・プライベートバンク サポートです。

ゆうきさま

先ほどのコメント欄での回答と繰り返しになりますがご容赦ください。

当社の会員サービスは、投資助言という業務と、手続きサポートという業務の2つがあります。

大変申し訳ございませんが、ゆうき様が想定されている「ファンドを保有中なのに、手数料を払わない人」、つまり「ノウハウや情報だけを無料でもらって、その対価を払わない方=フリーライダー」を許容してしまうと、他のご契約しているお客様に対して【不公平】になります。当社はお客様の資産「残高」を増やすことで対価を得ています。当社の助言による投資の残高がある限り、手数料を頂戴するモデルであり、これにより顧客残高を増やすインセンティブが発生し、顧客と当社が同じベクトルに向かう仕組みです。


もちろん、【WIN-WINの関係構築】や、フリーライダーを【公平性】の観点から排除したいという意図だけではなく、【投資家の安全性】の面からも、専門家のサポートなしに海外ファンドを保有することはお勧めできないので、このようなサービス設計にしている面もございます。

ですから、あらかじめ、ファンド購入から売却まで長期お付き合いする意向の方にのみに、ご入会いただくスタンスです。

結果、ファンド保有者は、当社のスタイルを事前によくご理解いただいている方のみに限られますので「お客様の意志・意向に反して、当社が無理やり会員継続を強制する」ようなことはありえません。このあたりの前後関係や因果関係につきご理解いただけますと幸いです。説明不足で申し訳ございませんでした。

長くなりましたがもしご不明な点がございましたら、ご遠慮なく、当社までお問い合わせください。
サポート係
  • アブラハム・プライベートバンク サポート
  • 2013/02/07 1:38 PM
ご説明頂きありがとうございます。「ファンドを保有中なのに、手数料を払わない人を許容しない」とのことですので、ファンド売却をしないと退会できないことが理解できました。この点について、誤解・語弊はないものと思います。
  • ゆうき
  • 2013/02/08 12:30 PM
アブラハム社の言っていることは、要約すると、ファンドの解約が退会の条件であるが、そのことを納得して入会しているはずだから問題ないとのことだろう。

しかし仮に契約当事者が同意していても、その同意が強行法規に反するのであれば、その同意は無効であり、そのような強行法規に反する同意を前提にする契約をすること自体、公序良俗に反すると言えるだろう。

このことは例えば当事者が同意しているからと言って、年利200%の貸金契約が無効になるのと同じ理屈である。

投資顧問業協会の規則が強行法規かどうかは疑問が残るが例えば通常の投資顧問が顧問契約を解約する場合、助言に基づいて購入した株式をすべて売却しないといけないという条件があれば、おかしいと思うのが普通だろう。
  • オーナーTH
  • 2013/02/08 9:06 PM
私の考えが正しいかどうか分かりませんが…。
もし、「ゆかし」との助言契約を解除してもファンドを所有していることを許容するとしましょう。
その場合、客観的に見て、「ゆかし」が顧客に対して行っているのは、投資助言業務だと言えるのでしょうか。
「ゆかし」には認められていない一種業を営んでいると当局に見做されるのではないでしょうか。
  • 無楽斎
  • 2013/02/08 9:32 PM
やはり退会するにはファンド売却が必要なのですね。
私はアブラハム・プライベートバンクは退会後はなんらサポートをしないということでファンドは持ち続けられるというのがやはり普通ではないのかと思います。
助言会社がその助言により客が購入したファンドを助言サービスを止めるからといって全部解約させるというのはどうしても越権行為に思えます。
  • 2013/02/08 11:02 PM
ゆうき様へ

お疲れ様です。
上記のやりとりだけから言ってもゆうき様のおっしゃっていることの方に分があることが確認できます。
これを読んで、それでもアブラハムPBにお金を払うようであれば、もうそれはその方の判断を尊重するしかないでしょう。
僕にとっては、期待値の低いギャンブル-競馬やパチンコみたいなものだと考えています。
  • Salt-個人投資家
  • 2013/02/09 7:15 PM
はじめまして。

彼らはホームページで、
アブラハム・グループホールディングスの株主は、東京海上日動火災保険会社、株式会社ジャフコ等
と力強く宣伝していますし、この辺りの会社さんは、彼らの方針についてどう思って投資しているのか、IRの窓口にでも聞いてみましょうかね。
  • TN
  • 2013/02/13 12:06 AM
協会の返答は拍子抜けしますね。
  • 2013/02/14 12:37 AM
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