日興アセットETFセンター長によるインデックス投資ブロガー勉強会に参加

日興アセットマネジメントのETFセンター長の今井幸英氏を講師に迎えたインデックス投資ブロガー向けETF勉強会(東京証券取引所主催)に参加した。
勉強会では、まず今井氏より日興アセットマネジメントが最近設定したETF「上場インデックスファンド日経225(ミニ)」の構造について解説があった。これまで国内株式を組み込んだETFは、機関投資家のETF購入と同時に、証券会社が現物株のバスケットを購入する方法が基本だったが、権利落ち日との調整が取れず、実際には設定を止めている日がかなりあったとのこと(TOPIX連動ETFで年間70日くらいとのこと)。

そこで先物を使って、市場が開いていれば機関投資家がいつでもETFを購入可能にしたのが上場インデックスファンド日経225(ミニ)。個人投資家向けに売買単位を1000円程度にして「ミニ」と名付けたが、もともとの狙いは機関投資家向けに買いやすくしたことだ。私からは、今後TOPIXに連動したETFを出してもらえれば、日本版ISAの年間100万円投資枠を埋めやすくなるので便利かもしれないとコメントした。

また、上場インデックスファンド海外先進国株式(上場MSCIコクサイ)が今年3月に初めて分配金を出したのに、上場インデックスファンド海外新興国株式(上場MSCIエマージング)が分配金を出していない背景について質問。今井氏からは、上場MSCIコクサイは米国株が大きく上昇して指数を上回ったのに対して、上場MSCIエマージングでは、全般的に取引コストが高くなる上、特にインド株の先物で指数を下回る動きを見せたことなどが要因となり、分配金を出すほど指数を上回っていないとのこと。

勉強会はかなりマニアックな説明や議論が繰り広げられたが、個人投資家にとって見えにくいETFの構造について知ることができ、非常に有意義だった。

関連記事:
・上場インデックスファンド海外先進国株式が初の分配金

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上場日経225(ミニ)を現金設定型にした理由 日興アセット勉強会 の続きです。 上場MSCIコクサイ株(1680)が初の分配金を出したことについて理由を伺いました。
  • インデックス投資日記@川崎
  • 2013/04/24 9:00 PM

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