MSCIが指数大幅入れ替え〜カタールとUAEの格上げで3割が入れ替わるフロンティア市場

MSCIが先進国市場・エマージング市場・フロンティア市場の株式指数に組み込む国の大幅入れ替えを発表した(ロイター)。
記事の概要は以下の通り:

  • 先進国市場に入っていたギリシャをエマージング市場に、エマージング市場に入っていたモロッコをフロンティアにそれぞれ降格。
  • フロンティア市場のカタールとアラブ首長国連邦(UAE)をエマージング市場に昇格。
  • 韓国と台湾の先進国市場への格上げを見送り、エマージング市場に据え置き。
  • 中国A株のエマージング市場への組み込みを検討。

また別のロイター記事によると、中国の本土市場(A株)を組み込んだ場合、エマージング市場インデックスにおける中国株の配分比率が18%から30%程度になるとのこと。

詳しくは、MSCIによる6月11日のプレスリリース「MSCI Announces the Results of the 2013 Annual Market Classification Review」(PDF)を参照してほしい。

今回の入れ替えで大きな影響を受けるのはフロンティア市場の指数だろう。100銘柄程度に限定した指数ではあるが、MSCIフロンティア100インデックスETFでは、カタールとアラブ首長国連邦(UAE)の配分は合計3割なので、ポートフォリオの3割が一気に入れ替わることになる。

これにより、すでに同ETF上で25%に達しているクウェートと新たに降格して来たモロッコが大きな割合を占め、フロンティア市場は「クウェート+モロッコ+その他大勢」といった様相の指数になるだろう。

フロンティア市場は、今後も大幅な入れ替えが続くだろう。ここまで大幅な入れ替えが繰り返されるようでは、長期投資には厳しいだろう。

関連記事:
・MSCIフロンティア100インデックスETFが米国市場に上場

コメント
このフロンティア市場の指数は1680,1681,1554どれもカバーしていないんですよね?
む―。
  • ハイマージェ
  • 2013/06/13 6:57 AM
いつも為になるエントリーありがとうございます。
クウェートとモロッコの市場の大きさは気が付きませんでした。

フロンティア市場は経済や政治など目に見えないリスクが多々あるかと存じます。
そういう意味では魅力的ではありますが、対象にはしたくないというのが本音ですね。
http://tousishintaku.blog.fc2.com/
  • アフロ
  • 2013/06/13 10:15 AM
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