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インデックス投資ブロガー31人の資産配分と保有商品の関連性を分析してみた

インデックス投資ブロガーの資産配分と保有商品の関係性を分析してみた。
調査方法は、以下の通り:
  • 検索エンジンや相互リンクで辿り着いたインデックス投資ブログのうち、資産配分と保有商品を公開しているブログをピックアップ。
  • これらのブログを保有商品別に4つのタイプに分類した上で、各保有タイプの資産配分にどのような違いがあるかを分析。

4つの商品保有タイプと該当するブログは以下の通り:

タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有)

タイプ2(主に国内上場ETFと投信を保有)

タイプ3(主に投信を個別資産ごとに保有)

タイプ4(主にバランス型の投信を保有)

分析結果は以下の通り:

国内株式の平均配分比率
  • タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有):10.63%
  • タイプ2(主に国内上場ETFと投信を保有):16.74%
  • タイプ3(主に投信を個別資産ごとに保有):17.46%
  • タイプ4(主にバランス型の投信を保有):24.89%

先進国株式の平均配分比率
  • タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有):45.38%
  • タイプ2(主に国内上場ETFと投信を保有):27.92%
  • タイプ3(主に投信を個別資産ごとに保有):38.67%
  • タイプ4(主にバランス型の投信を保有):32%

新興国株式の平均配分比率
  • タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有):9.28%
  • タイプ2(主に国内上場ETFと投信を保有):15.68%
  • タイプ3(主に投信を個別資産ごとに保有):10.64%
  • タイプ4(主にバランス型の投信を保有):11%

国内債券の平均配分比率
  • タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有):23.38%
  • タイプ2(主に国内上場ETFと投信を保有):18.7%
  • タイプ3(主に投信を個別資産ごとに保有):15.79%
  • タイプ4(主にバランス型の投信を保有):7.84%

先進国債券の平均配分比率
  • タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有):3.78%
  • タイプ2(主に国内上場ETFと投信を保有):6.44%
  • タイプ3(主に投信を個別資産ごとに保有):10.56%
  • タイプ4(主にバランス型の投信を保有):7.39%

新興国債券の平均配分比率
  • タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有):0%
  • タイプ2(主に国内上場ETFと投信を保有):2.99%
  • タイプ3(主に投信を個別資産ごとに保有):3.47%
  • タイプ4(主にバランス型の投信を保有):4.94%

REITの平均配分比率
  • タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有):2.18%
  • タイプ2(主に国内上場ETFと投信を保有):6.87%
  • タイプ3(主に投信を個別資産ごとに保有):2.31%
  • タイプ4(主にバランス型の投信を保有):6.26%

上記分析結果から考えられる考察は以下の通り:
  • 国内株式:タイプ4(主にバランス型の投信を保有)が最も高く、タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有)が最も低い。商品の特性と配分比率が概ね比例している。
  • 先進国株式:タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有)が最も高く、タイプ2(主に国内上場ETFと投信を保有)が最も低い。このタイプの全員が保有しているVanguard Total World Stock ETF (VT)は保有コストが非常に低く、商品の特性と配分比率が概ね比例している。。
  • 新興国株式:タイプ2(主に国内上場ETFと投信を保有)が最も高く、タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有)が最も低い。商品特性と配分比率の関係性はあまり見られない。
  • 国内債券:タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有)が最も高く、タイプ4(主にバランス型の投信を保有)が最も低い。タイプ1は先進国株式の配分比率が高いため、国内債券でバランスを取っている傾向が強いのかもしれない。商品の特性と配分比率が概ね比例している。
  • 先進国債券:タイプ3(主に投信を個別資産ごとに保有)が最も高く、タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有)が最も低い。先進国債券のETFは分配の頻度が高いため、先進国債券を多く保有する人は、投信に流れるのだろう。商品の特性と配分比率が概ね比例している。
  • 新興国債券:タイプ4(主にバランス型の投信を保有)が最も高く、タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有)が最も低かった。新興国債券のETFや個別投信は維持コストが高いことが表面化しているため、タイプ1、2、3ではあまり選択されないのだろう。商品の特性と配分比率が概ね比例している。
  • REIT:タイプ2(主に国内上場ETFと投信を保有)が最も高く、タイプ1(主に海外上場ETFと投信を保有)が最も低かった。商品特性と配分比率の関係性はあまり見られない。

上記の結果、保有商品の特性と配分比率が概ね比例していることが分かった。これは、投資家が意図的に選んでいることなのだろうか。それとも商品を選択した結果、無意識で特定の資産への配分が増えてしまっているのだろうか。おそらく両方が絡んでいるような気がする。

関連記事:
・インデックス投資ブロガー33人は2014年のNISA口座枠でどんな投信・ETFを買ったか?

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