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インデックス投資ブロガーは実質コストの安い投資信託を選択しているか?

インデックス投資ブロガーは実質コストの安いインデックスファンドを選択できているのだろうか。
調査方法は、本ブログ記事「インデックス投資ブロガー43人の保有商品(投信・ETF・債券)を分析してみた」インデックス投資日記@川崎の記事「低コストインデックスファンドの実質コスト完全比較 (2014年12月)」をベースに、各商品の保有者数と実質コストを比較してみた。

結果は以下の通り(カッコ内は保有者数、パーセンテージは実質コスト):

国内株式
  • 日本株式インデックスe(14人):0.38%
  • ニッセイ日経225インデックスファンド(10人):0.26%
  • SMT TOPIXインデックスオープン(2人):0.37%
  • SMT JPX(2人):0.39%
  • eMAXIS TOPIXインデックス(2人):0.41%

日経225連動ではニッセイが最も維持コストが安いため、保有者も多かった。TOPIX連動では、実質コストはSMT TOPIXインデックスオープンの方が安かったが、日本株式インデックスeの方が保有者が多かった。

先進国株式
  • ニッセイ外国株式インデックス(17人):0.49%
  • 外国株式インデックスe(14人): 0.54%
  • SMTグローバル株式インデックス(11人): 0.56%
  • eMAXIS先進国株式インデックス(6人): 0.64%

実質コストが最も低いニッセイが最も保有者が多く、以降も実質コストが安い投信の方が保有者が多かった。

新興国株式
  • eMAXIS新興国株式インデックス(21人): 0.8%
  • Funds-i新興国株式(7人):0.81%
  • SMT新興国株式インデックス(6人):1.14%

実質コストが最も低いeMAXISが最も保有者が多く、以降も実質コストが安い投信の方が保有者が多かった。

国内債券
  • SMT国内債券インデックス(7人):0.37%
  • 日本債券インデックスe(5人):0.38%
  • eMAXIS国内債券インデックス(3人):0.4%
  • Funds-iインデックスファンド・国内債券(1人):0.4%

実質コストが最も低いSMTが最も保有者が多く、以降も概ね実質コストが安い投信の方が保有者が多かった。

先進国債券
  • 外国債券インデックスe(7人): 0.52%
  • SMTグローバル債券インデックスオープン(6人):0.53%
  • ニッセイ外国債券インデックスファンド(1人):0.47%
  • eMAXIS先進国債券インデックス(1人):0.62%

実質コストが最も低いニッセイの保有者は少なかったが、それ以外は実質コストが安い投信の方が保有者が多かった。

新興国債券
  • SMT新興国債券インデックス・オープン(5人): 0.78%
  • Funds-i新興国債券(2人):0.72%
  • eMAXIS新興国債券インデックス(2人):0.71%

実質コストが最も低いeMAXISの保有者は少なかった。SMTは比較的実質コストが高いが保有者は多かった。信託報酬がいずれも0.6%だが実質コストにはばらつきが出ているためだと考えられる。

国内REIT
  • ニッセイJリートインデックスファンド(7人):0.35%
  • SMT J-リートインデックス(3人):0.40%
  • eMAXIS国内リートインデックス(3人):0.48%
  • i-mizuho先進国リートインデックス(1人):不明

実質コストが最も低いニッセイの保有者が最も多かった。以降も概ね実質コストが安い投信の方が保有者が多かった。

先進国REIT
  • eMAXIS先進国リートインデックス(8人):0.71%
  • ニッセイグローバルリートインデックス(7人):0.76%
  • SMTグローバルリートインデックス(4人):0.67%
  • Funds-i外国REIT(1人):0.61%

実質コストが最も低いFunds-iの保有者は少なかった。実質コストが比較的高いeMAXISとニッセイの保有者が多かった。信託報酬と実質コストにばらつきが出ているためだと考えられる。

以上を踏まえると、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、国内REITでは、概ね実質コストが安い投信の方が保有者が多かった。一方で国内株式、新興国債券、先進国REITでは信託報酬と実質コストにばらつきが出ており、必ずしも実質コストが安い投信が選ばれていなかった。

関連記事:
・インデックス投資ブロガー33人は2014年のNISA口座枠でどんな投信・ETFを買ったか?

コメント
新興国株式のインデックスファンド3種(eMAXIS/Funds-i/SMT)については実質コストの算出順位がブロガーさん毎や計算時期毎に入れ替わるので、必ずしも「コスト最安でないファンドを購入している」とは言えないと思います。
※そのブロガーさんが購入時に比較したときは、コスト実質最安のファンドだったのかも知れません。

まぁ、どれを選んでも大差ない程度のコスト差だという事でしょうか。

  • ハイマージェ
  • 2015/02/02 9:13 PM
新興国株式は「実質コストが安い投信の方が保有者が多かった」と評価していますが、新興国債券の間違えでしょうか?

いずれにしても、おっしゃる通り実質コストは計算時期によって異なりますので、一概に言えないことはその通りだと思います。
  • ゆうき
  • 2015/02/02 9:20 PM
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