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MRFの組入れ資産を調べてみた〜短期国債利回りのマイナス化で苦戦する運用

短期金利の急低下に伴い、各社のマネー・リザーブ・ファンド(MRF)の金利が低下している。
ネット証券のMRFの運用会社と直近の過去7日間平均金利(年利ベース)は以下の通り:

金利は野村MRFと大和MRFが同程度、日興MRFは他社の半分程度になっている。直近の月次レポートによると、組入れ資産は、野村MRFが公社債65%、CP22%。大和MRFが公社債(すべて国債)が73%、CP18%。一方、日興MRFは公社債(すべて国債)34%、CP12%、その他資産53%となっている。

その他資産は、コール・ローン、指定金銭信託、現先取引、債券レポ取引、未収金、未払金とのことだが、実際にどの資産にどの程度組み入れているかは不明。その他資産が過半数というのは説明責任の欠如も甚だしい。もはや設定当初の資産カテゴリが通用しなくなっているということだろう。

日興MRFの交付目論見書によれば、2014年6月末時点の資産割合は、公社債(すべて国債)が52%、CPが5%、その他資産が43%ということで、公社債の比率が急減している。国債を買いたくても買えない状況が続いているからだろうか。

ブルームバーグによれば、期間3か月の国債金利の利回りは-0.02%、期間6か月は-0.01%、1年は0%、年末から年始にかけてはもっとひどい状況だった。このままマイナス金利が継続すると、MRFの運用はかなり厳しい状況になるかもしれない。

関連記事:
・日銀「異次元緩和」の限界〜国債金利低下でバランスシートが逆ザヤに

コメント
恐縮です。早速拝読しました。

それにしても厳しいですね。やはりそろそろ分散預金化しましょうかねぇ・・・キャッシュを有することのリスクをひしひしと感じています。
  • キセン
  • 2015/02/21 7:29 PM
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