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グロソブの資産残高が1兆円割れ〜未だに衰えていない投信の回転売買ビジネス

グローバル・ソブリン・オープン(グロソブ)の資産残高が12年ぶりに1兆円を下回ったとのこと(日本経済新聞)。
グロソブと言えば毎月分配型投信の代名詞のような怪物ファンドで、最盛期は資産残高が6兆円に迫る水準まで達した。しかし、2008年ごろから資産残高の減少が止まらなくなり、ついに1兆円を下回った。

米国10年債の利回りが2%程度の中で、信託報酬を1.35%(税込)を取られるため、債券自体からリターンはほとんど生み出されておらず、最近の基準価格の上昇は、もっぱら円安の影響が大きいと推測できる。

もともとグロソブの購入者は、銀行や証券会社のセールス・トークに引っかかりやすい手数料稼ぎ(回転売買)の餌食だ。グロソブの資産残高が減ったからと言って、高コスト・毎月分配型の投信は衰えておらず、最近では、海外REIT、ハイイールド債、高配当株などに人気が移っているだけのようだ。

グロソブの1兆円割れは、銀行や証券会社の手数料稼ぎ(回転売買)が未だに衰えていないことを実感させられる。

関連記事:
・グロソブの問題点〜低い運用成績・高いコスト・毎月分配型の非効率性

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