6月12日に全面改定で出版される山崎元氏と水瀬ケンイチ氏の共著「全面改定ほったらかし投資術」(朝日新書)の概要をいち早く取り上げている。特に興味深いのは、「共著者間の不一致点」の部分。以下の3点で両者の見解が異なっているとのこと:
両者の見解の違いについては記事を参照して頂きたいが、いずれもインデックス投資ブロガーの間でも、見解が分かれるテーマだろう。ちなみに、私の見解は以下の通り:
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・ほったらかし投資術〜インデックス投資ブロガー初のリアル出版
- 生活防衛資金は生活費の何ヶ月分必要か?
- リバランスは定期的にか、必要に応じて随時か?
- インデックス投資の理由は「資本主義の成長を信じるから」か?
両者の見解の違いについては記事を参照して頂きたいが、いずれもインデックス投資ブロガーの間でも、見解が分かれるテーマだろう。ちなみに、私の見解は以下の通り:
- 生活防衛資金は生活費の何ヶ月分必要か?:山崎元氏同様、ETFや投信は数日程度で現金化できることから、基本的には3か月程度にしている。
- リバランスは定期的にか、必要に応じて随時か?:新規投資時にバランスを考慮して投資割合を決めていることから、山崎元氏同様、リバランスは随時行っている。ただ、これは私がETFをメインの投資商品にしており、一定程度資金が貯まってから購入するためである。
- インデックス投資の理由は「資本主義の成長を信じるから」か?:これは水瀬ケンイチ氏と同じ見解を持っている。ある特定の国の経済成長率とその国の株式市場の収益率は比例しないことは山崎氏の指摘の通りだが、資本主義全体が継続的にマイナス成長になったとき、全世界に投資する株式投資の収益率が継続的にプラスになることは想定できない。
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- 2015.05.31 Sunday
- カテゴリ:資産運用全般
- comments(4)
経済成長を気にするなら、将来の経済成長に対する市場のコンセンサスの「変化」が問題であって、「水準」そのものではないはずです。