私が住宅を買いたくない理由は、不動産を保有すると資産分散が十分に図れなくなること、実物の不動産は流動性が低いこと、人口減少の中で期待リターンが十分に望めそうにないことからだが、特にマンションを買うことは資産価値の維持が難しいので乗り気になれない。
なぜ、マンションは資産価値の維持が難しいのか。そこには2つの逆相関があることに気付いた:
このマンションを巡る2つの逆相関が、大規模修繕や建て替えをやらなきゃいけないのにできない、売りたい/貸したいけどできない状況を生み出す潜在的な要因なのではないかと思う。コンクリートの塊を区分所有する居住形態が果たして良いのか、疑問が沸いてくる。
関連記事:
・マンションの大規模修繕や建て替えが困難な理由
なぜ、マンションは資産価値の維持が難しいのか。そこには2つの逆相関があることに気付いた:
- マンションは年数が経過するほど劣化するので大規模修繕や建て替えが必要になるが、住民は年齢を重ねるほど、大規模修繕・建て替えニーズも資金的余裕も減少してしまう。
- マンションは年数が経過するほど売却や賃貸が困難になるが、住民は年齢を重ねるほど介護施設への移住や死亡などにより売却や賃貸に出すニーズが高まる。
このマンションを巡る2つの逆相関が、大規模修繕や建て替えをやらなきゃいけないのにできない、売りたい/貸したいけどできない状況を生み出す潜在的な要因なのではないかと思う。コンクリートの塊を区分所有する居住形態が果たして良いのか、疑問が沸いてくる。
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・マンションの大規模修繕や建て替えが困難な理由
- 2015.08.31 Monday
- カテゴリ:不動産投資・賃貸
- comments(1)
他住民をリスクファクターとすると、リスク評価が曖昧なものになります。
果たしてどのくらいプレミアムが必要になるんでしょうか。