低コストなインデックスファンドが新たに登場する度に乗り換えるべきか?

低コストなインデックス投資商品が新たに登場する度に悩むのが、投資商品の乗り換えを行うかどうか。
特に、このところインデックスファンドの信託報酬の低下は顕著だ。本ブログ記事「10年間(2005年〜2015年)にインデックスファンドの信託報酬はどの程度下がったか?」の通り、過去10年間に最安のファンドは何度も入れ替わっている(三井住友アセットマネジメントのDC専用投信の一般開放については含まれていない)。もちろん、投資商品乗り換えの理由はコストだけではないだろうが、本記事ではコストに注目して検討する。

選択肢としては、以下の3つが考えられる。
  • パターン1:新しい投資商品には手を出さず、現在保有している投資商品を買い続ける。
  • パターン2:現在保有している投資商品を継続保有しつつ、新規投資分は新しい投資商品を購入。
  • パターン3:現在保有している投資商品を売却し、新規投資分と合わせて新しい投資商品を購入。

パターン1と2は高コストな投資商品を持ち続けることになるし、パターン2は保有商品の種類が増えて管理が面倒になる。パターン3は売却により課税コスト(ETFの場合は売買手数料なども)がかかる。

本ブログ記事「インデックス投資ブロガー43人の保有商品(投信・ETF・債券)を分析してみた」によれば、インデックス投資ブロガーの1人当たりの平均ファンド保有本数は9.88本、最小保有数は2本で最大保有数は22本だった。運用期間が長ければ長くなるほど保有本数が増えてしまっている可能性がある。

最も合理的な乗り換えは、リバランスを行う際に高コストな投資商品から手放していく方法だ。また、相場に応じてキャッシュ(短期資金)の比率を変えている場合は、より規模の大きい乗り換えが可能だ。しかし、リバランスやキャッシュ比率調整のみで高コストな投資商品すべてを手放すことは難しい。

結局、現在保有している投資商品と新しい投資商品の維持コストの差をどの程度許容できるか、なのかもしれない。

関連記事:
・先進国株・新興国株で米国上場ETFから国内上場ETFへ投資商品を変更

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