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ETFの課題が見事にまとまった山崎元氏の記事「超合理的ETF活用術」

山崎元「ホンネの投資教室」に「超合理的ETF活用術」という興味深い記事が掲載された。
11月7日に開催された「楽天証券ETFカンファレンス2015」で話す内容を講演前に公開している。最後の「ETFに今後期待すること」が、良くまとまっている。具体的には以下4点をあげている。

  • アクティブ運用(スマートベータ運用)のETFの本格的登場
  • 手数料(維持コスト)引き下げ競争の一段の進展
  • 外国株式に投資するETFの配当に関わる課税関係の情報提供
  • 長期投資に適した商品としてのETFの認知拡大の努力

スマートベータ運用ETFについては、「iシェアーズMSCI日本株最小分散ETF(銘柄コード1477)」という有望なETFが東証に上場したばかり(iシェアーズMSCI日本株最小分散ETF(1477)は信託報酬0.19%のスマートベータETF参照)。次はiシェアーズ全世界株最小分散ETF(iShares MSCI All Country World Minimum Volatility ETF)の東証上場を期待したいところだ(ブラックロックに期待したい「iシェアーズ全世界株最小分散ETF」の東証上場参照)。

手数料引き下げについては、三井住友アセットマネジメントによるDC専用インデックスファンドの一般開放が実施され(楽天証券が三井住友DC全海外株式インデックスファンドを含むDC専用投信4本を販売へ参照)、ニッセイアセットマネジメントの信託報酬引き下げの可能性が高まっている(ニッセイアセットが「購入・換金手数料なしシリーズ」の信託報酬引き下げを準備参照)。ETFのコスト優位性が相対的に低下していることから、東証上場のMSCIコクサイ連動ETF3本の巻き返しを期待したいところだ。

「外国株式に投資するETFの配当に関わる課税関係の情報提供」については、ETFの国籍の違いによって組み込まれた株式の配当に係る源泉課税率がどのように異なるかは、いまだにまとまった日本語情報がない。ぜひ情報開示を進めて欲しいものだ。

関連記事:
・米国籍ETFで欧州株・日本株に投資すると現地配当課税で不利になる?

コメント
はじめまして
iシェアーズETFの配当課税について
某掲示板からの情報があったので、貼っておきます

>
isheresETFにかかる分配金の税金
(a:分配金)

所得税
a×0.15315
住民税 (外国源泉課税を除いたものから引かれる)
a×0.9×0.05
合計
a×0.19815

海外ETFだと年収1100万以上の人が確定申告をして上と同じぐらいになるので
isharesの国内ETFの方がメリットが大きい
  • はじめまして
  • 2015/11/08 2:19 AM
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