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ワインファンド業者「ヴァンネット」登録取消処分でもスルーの内藤忍ブログ

ワインファンドを運用していた株式会社ヴァンネット(VIN-NET)が金融商品取引業者の登録取消処分を受けた。
関東財務局の発表資料によれば、ヴァンネットが過去に償還を迎えたファンドにおいて、別のファンドの資金を流用することにより、実際の運用実績とは異なる高い運用利回りで償還金等を支払っていたとのこと。

ヴァンネットは匿名組合契約のワインファンドを複数運用してきた。匿名組合契約のファンドは、通常の投資信託と比べて運用者の不正流用リスクや倒産リスクの回避策が不十分である。

また、匿名組合契約は1つのファンドが小規模化せざる得ないスキームであるため、会社の経営を安定化させるためには、毎年新しいファンドを設定し続けなければならず、ファンドの運用成績が一次的に悪化すると経営悪化になりやすく、不正を招きやすいスキームでもある。

一般投資家は、資産運用においてこのような不正流用リスクや倒産リスクを負うべきではないし、資産運用アドバイスのプロが一般投資家に推奨するべき投資スキームではない。

しかし、2013年頃から内藤忍氏はヴァンネットのワインファンドを推奨するようになり、内藤忍氏はヴァンネットの広告塔になっていた。結果、ワインファンドの投資家は運用者の不正流用という、本来は負わなくても良いリスクを負うことになってしまった。内藤忍氏は資産運用アドバイスのプロとして完全に失格である。

今のところ、内藤忍氏からは何の反省も弁明も表明されていない。事件が明らかになった翌日(12月26日)の記事「努力しなくても「恵み」が得られる方法」は、何やら意味深だが、抽象的すぎて一般読者には何の話か分からないし、27日の記事はプライベートな話だ。

なぜ一般投資家にワインファンドを推奨するに至ったのか。推奨したファンドが登録取消処分を受けて資産運用アドバイスのプロとしてどう思っているのか。きちんと事件に向き合って欲しいものだ。

関連記事:
・なぜ内藤忍氏は海外不動産投資やワイン投資のコストを追及しないのか?

コメント
本件は、匿名組合だからダメだった、ということなのかしら

「匿名組合契約は1つのファンドが小規模化せざる得ないスキーム」
小規模なファンドだから、又は投資する対象により、匿名組合にせざるを得ない、というのがより的確でしょう^^
匿名組合だと大規模化できないという根拠は??

小規模というのが何円くらいのイメージなのか分かりませんけど、事実上、運用資産が多額でないと、投信は運用が難しいので、「小規模」な匿名組合が多いのは確かです

でも、理論的に(例えば)100億円の匿名組合が運用できない理由はないし、実際に存在するよ

匿名組合それ自体が「通常の投資信託と比べて運用者の不正流用リスクや倒産リスクの回避策が不十分」というのは正しいですが、これらのリスクの回避策を可及的に講じながら、適正に運用されている匿名組合は普通に存在いたします^^
(釈迦に説法ですよね!)

匿名組合には気をつけて!というメッセージにはおおいに同意です
比較的カンタンに設定できるため、わけの分からないインチキな運用者が少なくないです
理由がおかしいと言ってるだけですよ
  • 名梨
  • 2015/12/29 2:59 PM
投資家が500名以上になった場合、有価証券届出書や監査が義務化されるため、これを回避するために1ファンドが小規模になりがちという意味でした。理論的に大規模にできないという意味ではないです。
  • ゆうき
  • 2015/12/30 12:10 PM
あのー、本件のようなワインファンドでは、金商法の開示規制が適用されないんで、投資家の数にかかわらず、有価証券届出書の提出義務はありませんよ 笑

というか、投資家が499名って、「小規模」なんですかね
まぁ、こればっかりは主観の問題ですけどね
(ワインじゃなくて、株や為替で運用する匿名組合には、おっしゃるとおりの開示規制アリです)

あと、匿名組合の自己募集が公募に該当する場合の監査義務ってありましたっけ?
調べればいいんですけど、教えてクンですみません
こっちは、わたしも自信がないので、後学のため、根拠を教えていただければうれしいです♪
  • 名梨
  • 2015/12/30 12:45 PM
あと、投信なら、勧誘ベースで半年50人で、金商法の開示規制が適用されるはずです♪
ゆうきさんの考え方なら、投信の方が、もっともっと小規模化の要請が働きそうですね…!?
(って、年の瀬にからみすぎ?笑)
  • 名梨
  • 2015/12/30 12:54 PM
  • ゆうき
  • 2015/12/30 1:03 PM
さっそく、ありがとうございます!!

監査の件は、わかりました!
有価証券届出書を出すということは、すなわち、監査証明が必要でしたね(金商法193条の2)
上場会社だけと思い込んじゃってました☆

やはり聞いてみるもんですね
勉強になりました

でもこれだと、本件のワインファンドなどの事業型ファンドは、投資家が何人になっても、有価証券届出書や監査は不要だという結論は変わりないですね♪(金商法3条3号)

ヴァンネットには、小規模なファンドにする誘因はなかったもよう

したがって、ヴァンネットに対する論評としては、失当かと^^
ちょっとキツイ??

リンク先のページは、匿名組合をひとまとめにおっざっぱに書かれちゃっているようです 笑

一応、わたしのほうからも別リンクをば…
http://complianceconsultant.blog84.fc2.com/blog-entry-563.html

あ、繰り返しですが、匿名組合にはヤバイものが含まれがち、ということに大変同意してますよ♪
誠実をウリにされているブログですし、わたしもよく勉強させてもらってますので、切磋琢磨の意味でいろいろと!
  • 名梨
  • 2015/12/30 1:54 PM
あれから結構時間がたちましたが、内藤氏からは何のコメントもありませんね。
正直がっかりしました。
あのセレブ感って好きな人も多いのかもしれませんが、結構危険なんだなと思いました。
ワインに投資しているいけてるオレって感じがするんでしょうね。
すばらしいブログ記事だと思いました。
ありがとうございました。
  • きゃさりん
  • 2016/01/05 10:30 AM
横から申し訳ございません・・・。

「不動産のレバレッジはFXと何が違うのか」http://www.shinoby.net/2016/01/6541/

内藤氏によると、FXのレバレッジ投資と不動産投資を比較し、前者では強制ロスカットがあり、後者ではそれがないことを根拠に、後者の方が有利な投資ということらしいのです・・・。以下は基本的な知識ですが、不動産投資でも「強制売却」はありますし、そもそも元本以上の評価損を計上することがありますね・・・。

「ワイン」の件もそうですが、昨今の内藤氏の言説は、国内リフレ派や反緊縮派並の「アレ」な感じで、僭越ながら疑懼しております・・・。
  • キセン
  • 2016/01/10 7:07 PM
ヴァンネットのA級戦犯は関東信越税理士会副会長、松井由和です。彼が高橋淳代表を担ぎ上げ、北田たちと立ち上げました。高橋淳はワインには才能はあるもののファンドマネージャーにもしていたとは。高給まではらって、管理は丸投げ。税理士会の会員が殆どの投資ファンドとはお笑い。職務怠慢WW
  • JKosanpo
  • 2016/01/10 7:35 PM
保管先、スイスに在庫ゼロの情報。取り急ぎ。
  • 軽視庁
  • 2016/01/15 2:04 PM
代表の高橋淳は家業の酒店を売却した模様。
消え失せた膨大な預り金の穴埋め??
どう言うファンドなんだか??
こんなモノ推奨するな。
  • JKosanpo
  • 2016/01/16 11:45 PM
今週の週刊新潮に、内藤忍が海外不動産推しで、インタビュー取材で出ています。よほど本業が苦しいのでしょうか。内容も、いざとなれば自分が住めばよいとか、めちゃめちゃ脇が甘いと思います。公式ブログも、相変らず、ワイン投資には知らんぷりで、都合のよいこと、偉そうなことばかり書いています。
  • きみこ
  • 2016/02/12 12:36 AM
松井由和、切腹せよ。
  • j
  • 2016/03/05 9:44 PM
>きみこ様
横から失礼致します。
海外不動産は「いざとなれば自分が住めばよい」なんて言ってるんですか。
ちなみに某セミナーでワイン投資については「ワイン投資はいざとなればヤケ酒しちゃえばいい」と言ってましたよ。
現物が手元に無ければワインファンドの投資家達はヤケ酒も出来ないわけで・・・。
  • イヴ
  • 2016/03/07 4:21 PM
ついに破綻か。
内藤氏に影響されつつも、回避した人もいますね。正しい投資判断だ。
http://kaminoshizuku.com/blog/0918/investment/
  • 谷町四丁目
  • 2016/03/08 1:09 AM
松井さんは関東信越税理士会副会長をクビになったね。
  • 五百旗町
  • 2016/04/24 8:35 PM
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