分譲マンションとねずみ講の共通点〜新規顧客を集めないと破たんするビジネスモデル

東京都が老朽化マンションの建て替えを促すため容積率を緩和するとのこと(日本経済新聞)。

マンション分譲時は住宅ローンのスクリーニングにより、各住民の資金力はほぼ同水準になる。しかし、老朽化し建て替えが必要な時期になると各住民の資金力は異なる。建て替え費用を負担できる資金力のある住民もいれば、ない住民もいる。

そこで、建て替え時に増床し、その売却益を建て替え費用に充当することで、資金力のない住民も大きな負担なく建て替えを行う仕組みが生まれた。しかし、増床が可能な容積率に余裕のある物件は少ないため、結果的に建て替えができずにずるずると老朽化しているマンションが増えている。

分譲マンションの建て替えは数十年ごとに必要になる。分譲マンションは、建て替えのたびに容積率を緩和して新しい住民を受け入れなければ建て替えられないビジネスモデルなのだろうか。まるで新規顧客がいなくなると破たんするねずみ講のようではないか。

関連記事:
・マンション購入における逆相関〜建て替えニーズのギャップと売却・賃貸ニーズのギャップ


コメント
インデックス投資もそうではないでしょうか?
株式投資も新規顧客がいなくなると破たんするのではないでしょうか?
  • オーナーTH
  • 2017/05/11 10:53 AM
主張の根拠がわかりませんでした。詳しい説明をお願いします。
  • ゆうき
  • 2017/05/11 11:47 AM
インデックス投資でも最終的には換金する際に新たに買ってくれる人いないといけないからです。
世の中の投資はすべてそうです。
  • オーナーTH
  • 2017/06/08 5:55 PM
私は取引相手がいなくなると破たんするとは書いていません。
  • ゆうき
  • 2017/06/08 8:26 PM
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