日本の現金決済比率は65%で先進国平均の2倍以上〜20万台のATM維持コストは年間2兆円

日本には約20万台のATMがあり、その維持コストは年間2兆円になるとのこと(日本経済新聞)。

記事によると、日本の現金決済の比率は決済全体の65%程で、先進国の平均(32%)の2倍以上になるとのこと。通帳の仕様が異なるためATM共通化が難しく、銀行にとってATMの維持コストが重い負担になっているとのこと。

個人にとって、現金決済からクレジット決済への移行はメリットが多く簡単にできる節約法だ。例えば年間100万円をクレジット決済して、ポイント還元率が1%だとすると、年間のポイント収益は1万円、10年間で10万円になる。

私の場合は海外出張の旅費立替えが多いので、2017年は年間約360万円のクレジット決済があり、クレジット決済のポイント収益は約5万円になっている。なお、ポイントサイト「ハピタス」経由の決済でポイント収益をさらに高めている。

また、クレジットカードのオートチャージ設定で電子マネーを利用することで、現金決済に比べて決済スピードを大幅に早めることが可能だ。私が持っているViewカードのSuicaオートチャージのポイント還元率は1.5%である。

さらに、クレジット決済を増やすことでATMに通う時間を節約できたり、ATM時間外手数料を節約できる。

ぜひ現金中心の決済からクレジット決済重視への移行を検討してみてはいかがだろうか?

関連記事:
・2016年に作成した7枚のクレジットカード〜人生最多のカード発行年


コメント
同じ先進国とも2倍の差なんですね。
海外の銀行ってその銀行の顧客でもATMで引き出すのに手数料がかかるとか聞きますので、利用しないのでしょうか。
周りの人に聞くと、使いすぎるから…という答えが多いかな。
便利なんですけどね。

子どもが3人とかいれば、食費が一度にまとめて請求されるのは怖いかな?
電子マネーででも試してみたらどうでしょうね。
いずれにしても、使う前にお金を入れておかないといけないですが。まず貯金が先、のサイクルが最初の一歩。そこが狂うと回らないですかね。
  • パオ
  • 2018/03/20 3:56 PM
コメントする




   

コメント欄の更新状況をRSSで通知する
この記事のトラックバックURL
トラックバック

サイト内検索

新着記事の通知

トピックス

最近のコメント

  • 楽天証券で保有していた投資信託4本をすべてSBI証券へ移管した
    ゆうき (02/19)
  • 楽天証券で保有していた投資信託4本をすべてSBI証券へ移管した
    akisan (02/19)
  • 確定拠出年金(iDeCo含む)の商品数(35本)上限は撤廃すべき
    ハイマージェ (11/01)
  • 2024年の新NISAを前にメインカードを三井住友プラチナプリファードに変更
    ゆうき (10/13)
  • 2024年の新NISAを前にメインカードを三井住友プラチナプリファードに変更
    ハイマージェ (10/13)
  • 2024年の新NISAを前にメインカードを三井住友プラチナプリファードに変更
    ゆうき (09/20)
  • 2024年の新NISAを前にメインカードを三井住友プラチナプリファードに変更
    ハイマージェ (09/20)
  • 空き家増加の背景にある過剰な新築住宅〜過剰な住宅ローン減税拡大政策
    田口宗勝 (09/15)
  • 2024年以降の新NISA(非課税枠1800万円への拡大と恒久化)をどう活用するか?
    ゆうき (01/05)
  • 2024年以降の新NISA(非課税枠1800万円への拡大と恒久化)をどう活用するか?
    ハイマージェ (01/05)