ノルウェー最大手銀行DNBがアクティブ運用を謡いながらパッシブ運用を行い敗訴

ノルウェー最大手の金融機関であるDNBがアクティブ運用を謡いながらパッシブ運用を行っていたとして、同国の裁判所は顧客に賠償を命じる判決を出した(ロイター及びNEWSinENGLISH.no)。

記事によると、DNBが運用している3つのアクティブファンド(DNB Norge、DNB Norge I、Avanse Norge I)において、アクティブ運用相当の手数料を徴収しながら実際にはパッシブ運用を行っていたとして提訴された裁判で、ノルウェーの裁判所は、ファンドの顧客18万人に対して3億4500万ノルウェークローネ(約45億円)の賠償支払いを命じたとのこと。

例えばDNB Norgeのベンチマークとの乖離を見てみると、訴訟の対象となった2010年から2014年のパフォーマンスは同じような動きをしており、手数料分だけ下方推移しているように見える。

これは訴訟の対象ファンドではないが、DNBにおいて国際分散の代表的なアクティブファンドであるAktiv100でも主要銘柄の多くをETFで保有しており、なかなかアクティブになり切れていない様子も伺える。

規模の小さいマーケットならではの制約があるとは言え、アクティブ運用か、パッシブ運用かは、運用会社としてはビジネスの根幹部分であり、その面で顧客を裏切ったことは重大な問題だろう。

関連記事:
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